父子手当(児童扶養手当)は子供の年齢が何歳まで受け取ることができるのか、支給額はいくらもらえるのでしょうか?
また、父子手当がもらえる条件とは何か、年収が多いともらえないのか?
父子手当には所得制限はあるのかについても確認していきましょう!
日本では母子家庭は123.8万世帯(平成23年度)、父子家庭は22.3万世帯あり、毎年増加傾向にあります。
ひとり親家庭の多くは母子家庭ですが、父子家庭も決して少なくはないというのが現状です。
もちろん父子家庭であっても子供を育てるために収入を減らさずを得ない家庭も多いもの。
そこで、家計を助けるために父子手当というものがあるのです。
今回は、父子手当の内容や受け取れる条件などについてご紹介します。
- 父子手当は何歳までもらえるの?
- 父子手当の支給額はいくら?
- 父子手当をもらう条件とは?
- 父子手当に年収や所得制限がある?
- まとめ
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父子手当(児童扶養手当)は何歳までもらえるの?
父子手当(児童扶養手当)は何歳までもらえるのでしょうか?
父子手当(児童扶養手当)は子供が何歳になるまで受け取ることができるのかご紹介します。
児童扶養手当の対象となるのは、もちろん育てている子供となります。
そのため子供が
- 一定の年齢になる
- 一定の収入を得ることができるようになる
父子手当は子供が20歳の誕生日の前日まで
父子手当は子供が何歳になるまで受け取ることができるのでしょうか?
子供が0歳から18歳の誕生日を迎えた後の最初の3月31日までが
父子手当を受け取ることができる期間になります。
ただ、子供が一定以上の障害を持っている場合は、子供が20歳の誕生日の前日まで受け取ることができます。
父子手当(児童扶養手当)の支給額はいくら?
父子手当の支給額っていくらもらえるのでしょうか?
一番気になる父子手当の支給額をお教えします。
父子手当の支給額は、子供の人数や家庭の収入に応じて金額が異なります。
この金額は、育てている子供が増えれば増えるほど増えていくことになります。
もしも子供が二人の場合は、9千990円が加算されます。
そして、子供が三人以上の場合は、1人につき5千990円が加算されていきます。
ただ、この金額というのはあくまで全額支給となった場合です。
家庭の収入に応じて父子手当の支給額は変わり、一定以上の収入があれば支給の対象外となってしまいます。
父子手当をもらう条件とは?
父子手当がもらえる条件って何があるのでしょうか?
父子家庭で家計が厳しい状況であれば、少しでも手当てがあればうれしいですよね。
もちろん父子手当もその中の一つですが、父子手当をもらうためにはいくつかの条件があります。
ここでは、父子手当をもらうための条件に付いてご紹介します。
- 父親と子供の住所が日本にあること
- 子供の年齢が18歳未満、もしくは18歳になって最初の3月31日を迎えるまで(子供に一定の障害がある場合は20歳の誕生日の前日まで)
ただ、父子手当がもらえる条件に当てはまっていたとしても、自治体に申請をしなければ受け取ることができないので注意しましょう。
父子手当に年収や所得制限がある?
父子手当がもらえる年収や気になる所得制限とはどのようなものでしょうか?
最後に、父子手当をもらえる年収や所得制限について説明します。
父子手当というのは、父子家庭であれば誰でももらえるわけではありません。
家庭の収入が一定以下で、家計を維持するのが難しいと判断されたときに初めて支給されるものなのです。
では、気になる所得制限とはどのくらいなのでしょうか?
父子手当の年収や所得制限の金額は子供の人数によって違う
父子手当を受け取るにあたっての年収や所得制限の金額は、養育する子供の人数によって違いがあります。
ただ、ここで注意しなければいけないのが、所得の対象となる人。
もしも同居している家族で収入があれば、この所得に含まれることになります。
つまり、子供の父親自体の収入が少なくても同居する家族の収入が多ければ、所得制限で手当てをもらえなくなるということもあるのです。
まとめ
以前は父子手当(児童扶養手当)というのは母子家庭にのみ支給される手当でした。
しかし、男女差別だという意見や父子家庭でも家計が苦しい家庭が多いということで、父子家庭でも利用することができるようになりました。
ただ、父子手当は申請しなければ受けることができませんし、所得によって支給額も変わってきます。
もしも父子手当を受給したいと考えているのであれば、まずは最寄りの自治体に問い合わせてみましょう。