シングルファザーの手当や支援や補助にはどのようなものがあるのでしょうか?

シングルファザー(父子家庭)で子供を育てるにあたり、仕事が思うようにできず、お金や育児などの生活に悩みを持つ父親に対しての手当や支援や補助には何があるのか確認してみましょう。

シングルファザーの手当

何らかの理由で父子家庭になってしまった場合、金銭的に困ることも少なくありませんよね。

以前は母子家庭を支援するものはありましたが父子家庭を支援するものはほとんどありませんでした。

しかし今では

  • 母子家庭だけでは男女差別という意見
  • 父子家庭でも家計に困る家庭も少なくない
  • 育児により正社員で働くのが困難
などということから、父子家庭を支援する制度も増えてきました。

ここでは、シングルファザーを助けるための制度にはどのようなものがあるのかご紹介します。

目次

  • シングルファザーの手当や支援や補助とは?
  • ①児童扶養手当
  • ②児童手当
  • ③特別児童扶養手当
  • ④自治体ごとの手当て
  • まとめ
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シングルファザー(父子家庭)の手当や支援や補助にはどのような制度がある?

シングルファザーへの手当てや支援や補助にはどのようなものがあるのでしょうか?

シングルファザーが利用できる制度についてご紹介します。

児童扶養手当

児童扶養手当は

  • 父親もしくは母親が離婚や死別
  • そのほかの理由でいなかったり障害があったりする
という場合、子供に対して支払われるものです。

ただ、児童扶養手当には所得制限が設けられています。

そのため児童扶養手当は父親もしくは母親だけでなく、同居する家族の所得が一定以上になると受けることができません。

支給額は、家庭の所得や子供の人数などに応じて変わってきます。

児童扶養手当を受け取ることができる児童は、0歳から18歳の誕生日後に最初に来る3月31日までとなります。

ちなみに、児童扶養手当は受給対象になっていても、申請しなければ受け取ることができないので、まずは自治体などに問い合わせるようにしましょう。

児童手当

児童手当は、シングルファザーでなくても子供がいる家庭であればすべての家庭で受け取ることができる手当です。

児童手当の金額は

  • 0歳から3歳までが一律15000円
  • 4歳~12歳までが第一子・第二子は10000円、第三子以降は15000円、中学生は一律で10000円
となります。

ちなみに児童手当を受け取る場合でも所得制限が決められていますが、児童扶養手当よりも金額がかなり高めに設定されているのでほとんどの人が受給することができます。

児童手当の場合は、定期的に自治体から書類が送られてくるので、必要事項を記入し送り返せば受け取ることができます。


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特別児童扶養手当

特別児童扶養手当というのは、児童扶養手当と同じようなものですが、育児をしている児童が一定の障害を持っている場合に適応される手当となります。

特別児童扶養手当の支給額は児童の障害の程度によって変わってきますが、

  • 1級であれば51500円
  • 2級であれば34300円
を受け取ることができます。

ちなみに特別扶養手当にも所得制限があるので、一定以上の所得がある家庭の場合は受給することができません。

この所得の額は、扶養親族などの人数に応じて変わってきます。

特別児童扶養手当は、児童扶養手当よりも多少長く受給が可能で、子供が20歳の誕生日の前日まで受け取ることができます。

自治体ごとにシングルファザーを守る手当てがある!

今までご説明した児童扶養手当・児童手当・特別児童扶養手当はあくまで国で定められた手当となります。

児童扶養手当と特別児童養父手当は二重に受給することができないので、受け取れるのは多くの人は児童扶養手当・児童手当の2つになることが多くなります。

しかし、童扶養手当・児童手当の2つを利用しても

  • 家計が厳しい
  • 子供がいることで父親が仕事に出るのが難しい
ということは少なくありませんよね。

そんな状況を助けるために、自治体ごとにシングルファザーを守る手当や支援、補助などを設けているところもあります。

もしもシングルファザーで家計が厳しいという場合には、一度自治体に問い合わせてどのような支援を受けることができるのか詳しく聞いてみましょう。

まとめ

今では核家族化も進み、シングルファザーでも身内の支援を受けられずに苦しい家計を抱えているという人も少なくありません。

そんな人のために、国や自治体ではシングルファザーを守るために様々な手当や支援、補助を用意しています。

中にはきちんと申請しないと支援や手当などを得られないものもあるので、まずは自治体に問い合わせてみてくださいね。

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